ゼロからはじめましょう。その4。

 
  
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どういう人のために。

パソコンを買った。インターネットにもつなげた。じゃ、ホームページでも作ってみようか。という人のために、この文書を捧ぐ。
  1. まずは、パソコンの買ったままの設定を変更。
  2. とりあえず、デスクトップ(アイコンなどが表示されている最初の画面)に作ってみる。
  3. 自身のパソコン内(ローカルな環境)のどこにホームページを作るのか考えてみる。
  4. HTMLファイル(インターネット上に送信する文書ファイル)を編集してみましょう。
  5. インターネット上にホームページスペース(ホスト)を用意する。
  6. インターネット上に(FTPソフトで)HTMLファイルをアップロード(送信)する。
  7. 補遺: エクスプローラが好き。
「ホームページ」という単語について、厳密に言うと、個別の「Webサイト」のトップページのことを意味する単語です。「Webサイト」内のその他の文書を意味する単語は「Webページ」といいます。
が、しかしながら、「ホームページビルダー」とか、「ホームページスペース」などという使われ方が、一般化されている現状では、細かいことは気にしないというのも、私的には、まあよいではないかということで、このコラムでは「Webサイト」のことを「ホームページ」と呼ばせてもらいます。
 

4.インターネット上にホームページスペース(ホスト)を用意する。

[1] プロバイダに加入しているならば、ほとんどのプロバイダに無料ホームページスペースが用意されています。プロバイダが提供するホームページスペースには、広告が入らないという、重要な特徴があります。
しかしながら、そのサイズは、5MBから300MBと様々です。ご自身の加入しているプロバイダのホームページで、利用可能なサイズをきちんと確認しましょう。
テキストベースのホームページならともかく、画像データが多いホームページでは、かなりの容量が必要になります。5MBでは、容量が間違いなく足りなくなります。50MBくらいは欲しいところです。
[2] もっと容量がほしい、けれどもお金は払いたくない。そんな場合は、無料の「ホームページスペース」という手があります。「Google」などで、「ホームページスペース」というキーワードで検索してみましょう。無料の「ホームページスペース」には、必ず(と言い切っていいほど)広告が入るという、重要な特徴があります。
そのサイズは、5MBから無制限なものまでと実に様々です。
気をつけなければならないこと。それは、まず、[1] 常に募集しているわけではないものがある、[2] 用途によって利用が制限されるものがある、[3] 一定期間の更新がない場合やアクセス数によって、契約を一方的に解除されるものがある、などなどです。これだと選んだものでも、目を凝らして「利用規約」を読みましょう。
無料の「ホームページスペース」には、容量が無制限のものもあり、画像データが多い大容量のホームページなどでは、容量を気にせずに使うことができます。
んー、手ごろなのは、容量50MBで、常に募集をしていて、ずっと使える「Yahoo!GeoCities」ですかね。んーわかりません。

ちなみに、無料なものには他にも「カウンタ」、「掲示板」、「アクセス解析」、「メールフォーム」他、などがあります。いろいろ調べてみてください。
[3] 「とにかく金は出す」というのであれば、有料の「ホームページスペース」を使いましょう。 こちらも「Google」などで、「ホームページスペース」というキーワードで検索してみましょう。安いものでは、月額200円程度のものからあります。有料の「ホームページスペース」は、無料のものと違い、「広告が入らない」、「常に募集している」、「ずっと使える」など、当然ながらメリットがあります。容量もプランに沿って決めることができます。

ちなみに、「CGI」、「PHP」、「SSI」などのスクリプトや、「MySQL」 、「Oracle」などのデータベースなども、使えるところが多いです。
[4] 自分で「ドメイン」と「サーバ」を用意する。
私事ではありますが、じつは、その内、やってみようかなと思っています。


とりあえず、あまり悩まずに、手ごろな「ホームページスペース(ホスト)」を決めてしまいましょう。ホームページのサイズが大きくなってきたり、もっと難しいことにチャレンジしたくなったときには、そのとき、「お引越し」をすればよいからです。


ホームページスペース(ホスト)を開設する際には、「現在のメールアドレス」などが必要になる場合があります。また、新たに決めなければならないものもいくつかがあります。「ホームページのアドレス」、設定の変更やファイルをアップロード(送信)する際の「ログイン名」および「パスワード」などです。

利用するホームページスペース(ホスト)の開設の流れに従って、必要な項目を設定してください。

そこで設定した、「名前」(「ユーザID」とか「ID」とか「ログイン名」、「ftpログイン名」などと呼ばれることが多いです)と、「パスワード」は、ローカルなHTMLファイルをホストにアップロード(送信)する際に必要となる、非常に重要な情報なので、きちんとメモなどして、わかりやすいところに大切に保管してください。


実際のところ、ホームページスペース(ホスト)を用意するのも、結構時間がかかります。プロバイダのサービスなどの場合は、ホームページ用の「アドレス」、「ユーザ名」、「パスワード」などを用意しなければなりません。また、Yahoo!GeoCitiesの場合などは、「Yahoo ID」を登録するところからはじめなければなりません。
面倒かもしれませんが、まあ、気楽にやってゆきましょう。


設定が完了したならば、インターネット上のホームページスペース(ホスト)の用意も完了です。
 
関連項目:       
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 2007/02/13発行 2007/06/01更新