ゼロからはじめましょう。その1。

 
  
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どういう人のために。

パソコンを買った。インターネットにもつなげた。じゃ、ホームページでも作ってみようか。という人のために、この文書を捧ぐ。
  1. まずは、パソコンの買ったままの設定を変更。
  2. とりあえず、デスクトップ(アイコンなどが表示されている最初の画面)に作ってみる。
  3. 自身のパソコン内(ローカルな環境)のどこにホームページを作るのか考えてみる。
  4. HTMLファイル(インターネット上に送信する文書ファイル)を編集してみましょう。
  5. インターネット上にホームページスペース(ホスト)を用意する。
  6. インターネット上に(FTPソフトで)HTMLファイルをアップロード(送信)する。
  7. 補遺: エクスプローラが好き。
「ホームページ」という単語について、厳密に言うと、個別の「Webサイト」のトップページのことを意味する単語です。「Webサイト」内のその他の文書を意味する単語は「Webページ」といいます。
が、しかしながら、「ホームページビルダー」とか、「ホームページスペース」などという使われ方が、一般化されている現状では、細かいことは気にしないというのも、私的には、まあよいではないかということで、このコラムでは「Webサイト」のことを「ホームページ」と呼ばせてもらいます。
 

1.とりあえず、デスクトップ(アイコンなどが表示されている最初の画面)に作ってみる。

とりあえず、デスクトップ(アイコンなどが表示されている最初の画面)に、ホームページを入れるフォルダを作りましょう。
デスクトップ(アイコンなどが表示されている最初の画面)上の、何もないところで、右クリック→表示されたメニュー(ショートカットメニューといいます)の「新規作成」の上にマウスのカーソルを乗せる(ポイントするといいます)→更に表示されたメニューの中から「フォルダ」をクリック。
フォルダの作成

「新しいフォルダ」ができました

「新しいフォルダ」ができたら、名前を付けてあげましょう。

このフォルダ自体の名前は、日本語でも何でも構わないのですが、インターネット上で扱えるファイルやフォルダの名前には制限があります。
ここは慣れるためにも、制限に従って名前を付けてみましょう。
使える文字は、「半角英数」文字のアルファベットと数字[a-zA-Z0-9]と、記号[-_.!~*'():/?;@&=+$,]のみになります。

わたしは、「mimoo」と名付けることにしてみました。さっそく名前を入力してみましょう。
「mimoo」フォルダができました


もし仮に、「新しいフォルダ」の文字内をクリックしてしまったとしても、「新しいフォルダ」の文字を消して、「mimoo」と入力すれば大丈夫です。
もし仮に、「新しいフォルダ」を作成後、デスクトップ(アイコンなどが表示されている最初の画面)のどこか何もないところをクリックなどしてしまい、ファイル名が確定されてしまっても、「新しいフォルダ」を右クリック→表示されたメニュー(ショートカットメニューといいます)の「名前の変更」をクリック→反転選択された(背景が青くなった状態のことです)ファイル名に、「mimoo」と入力すれば大丈夫です。
もし仮に、「mimoo」を入力し間違えたとしても、上の方法で、「名前の変更」を行えば、大丈夫です。


とりあえず、「mimoo」フォルダの中に、HTMLファイル(インターネット上に送信する文書ファイル)も作ってしまいましょう。

デスクトップ(アイコンなどが表示されている最初の画面)の「mimoo」フォルダをダブルクリックして開きましょう。

「mimoo」フォルダを開いたら、フォルダ内のどこでも白いところを「右クリック」→表示されたメニュー(ショートカットメニューといいます)の「新規作成」に、マウスのカーソルを乗せる(ポイントするといいます)→更に表示されたメニューの中から「テキスト ドキュメント」をクリック。
「テキスト ドキュメント」の作成

すると、ファイル名が反転選択された(背景が青くなった状態のことです)「新規テキスト ドキュメント.txt」が作成されます。
「新規テキスト ドキュメント.txt」の作成

そのまま、「index.html」と入力→「ENTER」キーを押します(フォルダ内のどこか白いところをクリックしても構いません)。→「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。変更しますか?」という警告が表示されますが、なんら問題ありません。「はい」をクリック→反転選択された(背景が青くなった状態のことです)テキストが上書きされて、HTMLファイル(インターネット上に送信する文書ファイル)が作成されます。
HTMLファイルの作成

アイコンも「テキストファイル (.txt)」から「HTMLファイル (.html)」へと変わります。
アイコンの変化


もし仮に、「新規テキスト ドキュメント.txt」の文字内をクリックしてしまったとしても、「新規テキスト ドキュメント.txt」の文字を消して、「index.html」と入力すれば大丈夫です。
もし仮に、「新規テキスト ドキュメント.txt」を作成後、「mimoo」フォルダ内のどこでも白いところをクリックなどしてしまい、ファイル名が確定されてしまっても、「新規テキスト ドキュメント.txt」を右クリック→表示されたメニュー(ショートカットメニューといいます)の「名前の変更」をクリック→反転選択された(背景が青くなった状態のことです)ファイル名に、「index.html」と入力すれば大丈夫です。
もし仮に、「index.html」を入力し間違えたとしても、上の方法で、「名前の変更」を行えば、大丈夫です。

ほかにも、メニューバーの「ファイル」から、フォルダ左の青いメニューの一番上の項目からもファイル名を変更することができます。


ところで、なぜ「index.html」と名付けたのかというと、ほとんどすべてのホームページスペース(サーバ)における、ホームページのトップページとして許されるファイル名の設定が、「index.html」および「index.htm」に設定されているからです。
最初に作る「HTMLファイル」は、わたくしの勝手な思いから、「やっぱり、トップページでしょう」、というわけで、「index.html」とさせていただきました。


ちなみに、トップページからリンクされた、ほかの「HTMLファイル」は、インターネットで使えるファイル名の決まりの範囲内であれば、どのような名前をつけても構いません。
使える文字は、「半角英数」文字のアルファベットと数字[a-zA-Z0-9]と、記号[-_.!~*'():/?;@&=+$,]のみです。

ここで気をつけなければならないのは、「foo.html」と「foo.htm」は全く別のファイルであるということです。「.」以降にある拡張子「.html」と「.htm」の違いによって、これらは、なんら関係のない別のファイルとなります。
同じ「JPEGファイル」でも、「foo.jpeg」と「foo.jpg」も、なんら関係ないファイルとなります。気をつけなければなりませぬ。

ちなみに、インターネット上では、大文字と小文字も区別されます。ですから、「foo.GIF」と「foo.gif」も、別のファイルとなります。
(Windows上では、大文字小文字の区別はされず、「foo.GIF」と「foo.gif」は、同一ファイルとみなされます)
 
関連項目:       
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 2007/02/11発行 2007/06/01更新