ボックスの生成を制御 (Controlling box generation)

 
ビジュアル
ホーム > CSS2 Note > ボックスの生成を制御
C1- ie4- N4-

説明

display: display; C1- ie4- N4-
値:  inline | block | list-item | run-in | compact | marker | table | inline-table | table-row-group | table-header-group | table-footer-group | table-row | table-column-group | table-column | table-cell | table-caption | none | inherit
初期値:inline適用要素:すべて継承:しない%値:なしメディア:すべて
displayプロパティは、要素をどのように表示するかを制御するプロパティです。
 

使用例

p {display:inline}
 

display プロパティの値

inline C1- ie5- N6- 指定された要素をインライン要素にします。初期値。
block C1- ie5- N4- 指定された要素をブロック要素にします。
list-item C1- ie6- N4- li要素と同様に、リストの点や数字(マーカー)としてのインライン要素と、それに続く通常ブロック要素を生成します。
run-in C2- ie8- 指定された要素を、後に続くブロック要素内の先頭にインラインで配置します。ただし、後に続く要素が浮動体(floatプロパティ)である場合や絶対配置(position:absolute)された要素である場合は、ブロック要素として表示されます。
compact C2- 指定された要素を、後に続くブロック要素の左マージン内に(文字方向による)、インラインで配置します。ただし、指定された要素がマージン内に1行で収まらない場合、後に続くブロック要素が浮動体(floatプロパティ)である場合や絶対配置(position:absolute)された要素である場合は、ブロック要素として表示されます。
marker C2- この値は、主にブロック要素疑似要素「:before」「:after」にのみ適用され、その生成内容がリストの点や数字(マーカー)であることを宣言します。それ以外の要素に適用した場合は、インライン要素になります。
table C2- ie8- N6- table要素(ブロック要素) 。
inline-table C2- ie8- table要素(インライン要素)。
table-row-group C2- ie8- N6- tbody要素
table-header-group C2- ie5- N6- thead要素
table-footer-group C2- ie5- N6- tfoot要素
table-row C2- ie8- N6- tr要素
table-column-group C2- ie8- N?- colgroup要素
table-column C2- ie8- N?- col要素
table-cell C2- ie8- N6- th, td要素
table-caption C2- ie8- N6- caption要素
none C1- ie4- N4- この値を指定すると、指定された要素、またそれに含まれる要素はまったく生成されません。
 
 

クラスセレクタやIDセレクタに関する注意事項



CSSでは、クラスセレクタIDセレクタが非常に大きな力を持っています。したがって文書作成者は、体裁にほとんどなんら関係のない要素、たとえば、HTMLにおいては、div要素span要素などをベースとして、それらにclass属性やid属性などでスタイル情報を与えれば、独自の構造化言語を設計することができるものと考えられます。

しかしながら、文書の構造要素は世間一般に広く受け入れられている一般的な意味合いを持ちます。文書作成者は独自の構造化言語の使用を避けなければなりません。文書作成者が定めた構造化言語では、さまざまな場面で、たとえばサーチエンジンや音声ブラウザなどにおいて、全く意味を理解してもらえない可能性があります。
 
トップページ CSS2 Note ページトップ
 2005/09/22発行 2009/09/01更新