斜体 (Font styling)

 
フォント
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C1- ie3- N4-

説明

font-style: style; C1- ie3- N4-
値:  normal | italic | oblique | inherit
初期値:normal適用要素:すべて継承:する%値:なしメディア:ビジュアル
このプロパティは、フォントファミリの中から標準、イタリック体、斜体(オブリーク)のフォントを指定します。
 

使用例

h1, h2, h3 {font-style:italic}
 

斜体 <'font-style'>

normalC1- ie3- N4- 標準のフォントを指定します。初期値。
italicC1- ie3- N4- イタリック体のフォントを指定します。
obliqueC1- ie3- N4- 斜体(オブリーク)のフォントを指定します。

斜体のレンダリング

<style type="text/css"><!--
div {font-family:Arial, "MS PGothic", Osaka, sans-serif;}

.eg1 {font-style:normal;}
.eg2 {font-style:italic;}
.eg3 {font-style:oblique;}
--></style>

<div class="eg1">
The quick brown fox jumps over the lazy dog.<br>
色は匂へど散りぬるを我が世誰そ常ならむ有為の奥山今日越えて浅き夢見じ酔ひもせず
</div><br>

<div class="eg2">
The quick brown fox jumps over the lazy dog.<br>
色は匂へど散りぬるを我が世誰そ常ならむ有為の奥山今日越えて浅き夢見じ酔ひもせず
</div><br>

<div class="eg3">
The quick brown fox jumps over the lazy dog.<br>
色は匂へど散りぬるを我が世誰そ常ならむ有為の奥山今日越えて浅き夢見じ酔ひもせず
</div><br>
oblique(slanted, incline)なフォントは、ほとんど存在しません。
Arial(Windows & Mac)は欧文のみに適用されるフォント、MS PGothic(Windows), Osaka(Mac)は日本語に適用されるフォントです。
 
 

「italic」と「oblique」の違い



「italic」と「oblique」は、どちらも斜体フォントを指定します。「italic」は、文字がつながるようなデザインを施されてたフォントファミリ中でitalicに分類されたフォントを指定します。該当するフォントが存在しない場合にはobliqueに分類されたフォントを指定します。一般的にitalic、cursive、kursivなどのフォントがitalicに分類されます。

「oblique」は、標準フォントを単に傾けたようなシンプルなデザインが施されているフォントファミリ中でobliqueに分類されたフォントを指定します。一般的にoblique、slanted、inclineなどのフォントがobliqueに分類されます。

フォントファミリ中にitalic、obliquなどのフォントが存在しない場合、通常は標準フォントを数学的に処理して斜体に近い書体に変えて使用します。
 
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 2005/09/22発行 2009/09/01更新