ボックスの配置方法
(Positioning schemes)
ビジュアル
ホーム
>
CSS2 Note
> ボックスの配置方法
C2- ie4- N4-
説明
position:
position
;
C2- ie4- N4-
値:
----- hint -----
a b この順序で
a|b どれか1つ
a||b 少なくとも1つ
[...] グループ
a* 0回以上
a+ 1回以上
a? 0回、1回
{a,b} a回以上b回以下
static | relative | absolute | fixed |
inherit
初期値:
static
、
適用要素:
すべて(
内容の追加
content
、
quotes
プロパティは除く
)
、
継承:
しない
、
%値:
なし
、
メディア:
ビジュアル
positionは、
包含ブロック
内における
ボックス
の表示位置を決定するための配置方法を設定するプロパティです。実際の表示位置は、
ボックスの位置指定
を行うtop、bottom、left、rightプロパティを用いて指定します。
位置指定には、負の値を指定することもできます。
*1 positionプロパティを指定されたマージンを有する要素(h1-h6, p, blockquote, ul, fieldset, form, ol, dl, dir, menu)は、ieとそれ以外のブラウザで微妙にレンダリングが異なります。具体的には、ieにおいてページ最上部のマージンは無視され、左右のマージンは維持されます(blockquote, menu)。それ以外のブラウザにおいては、すべてのマージンが維持されます。
HTML 4.0のためのデフォルト・スタイル・シート
使用例
#hint {position:absolute; top:100px; left:100px}
position プロパティの値
static
C2- ie4- N4- 配置方法を指定しない通常の状態にします。この値を指定した際には、top、bottom、left、rightプロパティは適用されません。初期値。
relative
C2- ie4- N4- 相対配置。通常の配置からの相対位置に配置するようにします。後に続く
ボックス
は、通常の配置位置に配置されます。
absolute
C2- ie4- N4- 絶対配置。
包含ブロック
の内辺からの距離を指定して配置します。この値を指定した絶対配置の
ボックス
は、通常の配置から独立しているため、ほかの要素の配置に影響を与えません。絶対配置の
ボックス
にも
マージン
は存在しますが、他の
マージン
との相殺は行われません。
fixed
C2- ie7- N6- 固定配置。表示領域(スクリーン上のウィンドウなど)の指定位置に固定配置するようにします。スクロールしても位置は変わりません。出力する対象によっては、ウィンドウではなくページなどに固定されることになります。
positionのレンダリング
static (通常配置)
relative (相対配置)
absolute (絶対配置)
fixed (ウィンドウに固定して配置)
positionと包含ブロックとの関係
初期包含ブロック(ルート要素)との関係
staticな包含ブロック(block)との関係
staticな包含ブロック(inline)との関係
relativeな包含ブロック(block)との関係
relativeな包含ブロック(inline)との関係
absoluteな包含ブロック(block)との関係
absoluteな包含ブロック(inline)との関係
fixedな包含ブロック(block)との関係
fixedな包含ブロック(inline)との関係
ビジュアルによるカラム(フレームレイアウト)
floatプロパティによるカラム
floatプロパティによる3カラム
floatプロパティによる左カラム
floatプロパティによる右カラム
CSS2仕様書にあるposition:fixed;によるフレームレイアウト
関連項目:
display
| position |
top right bottom left
|
float
|
clear
|
z-index
|
direction
|
unicode-bidi
2005/09/22発行 2009/01/01更新